子どもを抱っこして、ぎっくり腰。その対処方法は?
突然、大きな痛みに襲われビックリされていることと存じます。大丈夫ですか?
産前産後の骨盤矯正を得意とする垂水駅前の商店街にある「神戸垂水整体院」院長 イケちゃんです。
ぎっくり腰になった1,2日は急性期といいます。程度によって痛みの加減はさまざまです。
まずは無理せず安静にしているのが一番です。
腰の痛みが弱まってきたら、体と相談しながら積極的に動かしていきましょう。
しかし、安静にと言われても育児は待ったなし!そう簡単にいかないのが実状です。
なかには、家族に手伝ってもらうにしても、主人は日中は仕事だし
実家も遠方で来てもらうのも難しいという方もいらっしゃいます。
今回はとり急ぎ、育児中ママへお家で自分で出来る「ぎっくり腰の対処方法」をお伝えします。
ぎっくり腰の状態
腰に許容以上の力が加わり、怪我をしたような状態です。
腰を支える筋肉・靭帯・椎間板などには、大なり小なりキズがある状態です。
その患部組織の修復のために血流が増加して熱感や痛みを感じます。
だいたい3日間ぐらいがピークで、痛みも徐々に治まってきます。
ぎっくり腰の対処方法
冷やす
2~3日の痛みが強い期間は患部を冷やす。
氷のうが効果よく冷やせます。(代用品はアイスノン・冷しっぷ)
※氷のうとは氷と水を入れた、アイシングバッグ。
お家になければ、スーパーの袋に氷と水を入れて作りましょう。
【1時間毎に1回 約20分間を数回おこなう】
① 最初の5分は皮膚がじんじんと痛みます。(冷やしている痛み)
② 5分経過したころから感覚が麻痺して痛みすら感じなくなります。
③そこから15分程度かけて体の深部まで冷やします。
※妊娠中、授乳中の方は注意ください。湿布薬は飲み薬とは違い血液には非常に少量しか吸収されないと言われていますが、種類などには問題あることも。かかりつけ医師や薬剤師さんに確認しましょう。
腰痛ベルト
家事、育児で動く必要があるとき、腰痛ベルトを使用してサポートする。
もし腰痛ベルトがなければ、産前産後の骨盤ベルトを代用してみましょう。
出産後、支える筋肉が弱いので骨盤を安定させると腰も落ち着きます。
休んでいるときは、はずしましょう。
入浴
痛みが強いときは、シャワーだけで済ませる。
発症から48時間が経過したぐらいから湯船で温める。
腰の痛みを軽減させる2つの寝方
ポイントは、腰を丸くなるようにするとラクです。
①仰向けで膝の下にクッションや毛布などを丸めて入れて膝を曲げて寝る
②痛いほうを上にして横向きで丸くなって寝る。
この時も膝の間にクッションを挟むと腰と膝が平行になり骨盤が安定して良いでしょう。
※上記は腰を痛めている時の寝方です。通常は仰向けが理想です。
寝具のマットレスは低反発よりも高反発がおすすめです。
【まとめ】ぎっくり腰でお困りなら神戸垂水整体院にお任せください。
この度は、育児中のお家で自分で出来る「ぎっくり腰の対処方法」についてお伝えしました。
「くの字になる」ほどの強い痛みでもピークは3日間ぐらい。
その後、1週間~2週間ぐらいは動くとき痛みや違和感、凝り感など不安定な状態が続く場合があります。このぐらいで済めば御の字です。
あくまで応急処置です。痛いのを我慢して育児を続けると回復も時間がかかることなります。
追伸:あなたは産後の骨盤ケアはお済だったでしょうか?
骨盤の開いた、ゆがんだ状態は内臓が下がり代謝が落ち込みます。
疲れ、脂肪が溜まりやすいことや、体幹も不安定で腰痛などのトラブルにもなりやすいです。
もし育児中のぎっくり腰でお悩みの方は、産後骨盤を同時にケアできる神戸垂水整体院にご相談ください。