妊婦さん必見!シムス位による肩甲骨周りの痛み・重だるさの解消法
妊娠中期以降、多くの妊婦さんが感じる不調の1つに「左の肩甲骨周りの重だるさ、痛み」があります。
実は、この不調の原因の1つに、お腹が大きくなるにつれて推奨される寝る体勢
「シムス位」が負担になっているケースが挙げられます。
毎晩、「左半身が下」という偏った体勢を続けることで、体(背骨・肩甲骨・骨盤)にゆがみが生じてきます。
夜中に目が覚めてしまう、生活にも支障がでる痛みに進行する前に、早めにケア・対策をとることが大切です。
もし、お困りであれば妊婦さんを専門に調整できる神戸垂水整体院に、お気軽にご相談ください。
シムス位とは?

シムス位とは、左側を下にして横向きに寝る姿勢のことです。
この姿勢は、妊婦さんが仰向けで寝た際に起こりやすい「仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群」を予防するために推奨されています。
仰臥位低血圧症候群とは、妊婦さんが仰向けに寝たときに血圧が下がり、気分が悪くなる症状を指します。
具体的には、以下のような症状を引き起こすことがあります。
悪心(吐き気)・嘔吐・めまい・冷汗・生あくび など
これらは、お腹の赤ちゃんと子宮が大きくなり、下腹部を通る太い血管を圧迫することで起こります。(※下大静脈は右側、腹大動脈は左側を通っています。)
シムス位は仰臥位低血圧症候群を予防するためには効果的な姿勢ではありますが・・・
しかし、ここからが本題です。
シムス位による負担について
仰臥位低血圧症候群を予防するために良いとされるシムス位ですが、偏った姿勢を毎晩していると体(背骨・肩甲骨・骨盤)のバランスに歪みが生じてきます。
常に左を下にするため、押し付けられている半身は血流が停滞しやすくなり、筋肉が凝り固まりやすくなります。
その結果、左肩甲骨周りに重だるさを感じる痛みに変わるといった不調につながります。
また、寝違えや腕のしびれを訴える妊婦さんも少なくありません。
シムス位の負担を軽減するための工夫
シムス位による負担を軽減するためには、以下のような工夫が効果的です。
1. 寝る姿勢をこまめに変える
シムス位を基本にしつつも、左右交互に向くようにしたり、無理のない範囲で短時間仰向けの姿勢を取り入れることで、特定の部位にかかる負担を減らすようにしましょう。
2. 抱き枕やクッションを活用する
横向きで寝る際に抱き枕やクッションを使うと、上側の脚や腕を支えることができ、肩や背中、腰への負担を和らげます。
3. 毎日のストレッチを取り入れる
肩甲骨周りや背中をほぐすストレッチをこまめに行うことで、筋肉のこわばりを予防できます。無理のない範囲で毎日少しずつ動かしましょう。
【まとめ】シムス位による肩甲骨の痛み・重だるさは神戸垂水整体院へ
これらの対策を取り入れ、無理のない範囲で快適な姿勢を見つけていくことが大切です。
妊娠中は体調が変化しやすい時期なので、自分に合った方法を少しずつ試してみましょう。
なかなか、改善されないなという方は、神戸垂水整体院へお越しください。
寝姿勢だけではなく、今までのデスクワークなどの猫背から、筋肉のコリがすでに慢性化・・・背骨・肩甲骨・骨盤のバランスが崩れているかもしれません。
当院では、妊婦さん専門のやさしい整体療法で、体全体のバランスを整えて、満足いく出産&元気な子育てができるように全力でサポートいたします。
お気軽にご相談ください。